先日、レイアウトテクニックを学ぶワークショップに参加したのですが、レイアウトデザインというものは、様々な事柄に精通しているのだという事を感じ、よい勉強になりました。
そのレイアウト技術に学んだ事柄を、日常生活にも役立つ事ができないだろうかと考え始めるとレイアウトデザインの奥深い事柄が見えてくるようになりました。皆さんが日常で普段、触れている「レイアウト」そのものは、あらゆるものに関わりをもっているのです。毎日、配達される新聞記事や、パソコンの電源を入れてサイト情報を取り入れる際のホームページや各記事の情報や、スマートフォンで常にチェックしているSNSメディアなど、ありとあらゆる媒体にレイアウトは関連してきます。
またレイアウトを単なるデザインの一部だと捕らえる人々も多いようですが、レイアウトは「コミュニケーション」であると唱える人々も少なくありません。
レイアウトには、毎日のようにお世話になり、触れているにも関わらず、レイアウト自身の正体を知らずに過ごしている現代人は、これからの世界を築くにあたり、レイアウトの見直しが迫られている時期かもしれません。
先日、参加したワークショップでは、地図作成に関連付けてレイアウトテクニックの基礎を学びました。
地図作成の歴史にも、レイアウトは大きく関わりをもっています。
次世代を生きる人々にとって必要なレイアウトとは?という投げかけに基づきながら、レイアウトの役割を再確認していきたいと思います。