デジタルマップと機器

デジタルマッピングに必要な機器としては、パソコン、プリンター、スキャナー等が筆頭に挙げられます。パソコンのCPUは高性能なものを用意し、ハードディスクの容量に十分な空きを設ける必要があります。メモリも多い方が便利でしょう。OSはウィンドウズとマッキントッシュの別を問いません。プリンターは高いものを用意する必要はありませんが、インクジェットタイプの方が望ましいとされています。さて、これらの機器をきちんと準備できても、地図作成に取り掛かることはできません。なぜならこれらの機器はあくまでもハードであり、地図作成にはソフトが必要だからです。デジタル地図製図はこのソフトと縁の深い分野です。工業デザイン、建築図面、土木設計、医療、ゲーム等でも馴染みの深い技術である、CGの操作技術が必須なのです。グラフィックソフトにはペイント系とドロー系とがあり、それぞれに通じていると、それが強みになります。ペイント系ソフトは、データをピクセルによって管理するのが特徴です。ラスタデータ、ビットマップデータとして管理すると、色の細かな表現が可能になるという長所がある一方、拡大すればジャギーが出現し、見栄えの悪いものになるという欠点もあります。代表的ソフトとしては、フォトショップ等を挙げることが出来ます。

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