地図に陰影をつけることでより実際に近い地図を作ろうとの試みは以前より行われており、その結果アプローチする方法についてもいくつか提案がされています。
そのなかで「透視図法」と言われる陰影法についてご紹介したいと思います。これは実際の地形を上空斜めから見たときのイメージをX,Y,Zという3次元座標軸上の座標値で表現するもので、その中でもいくつか方法があり、例えば模式化したもの、等高線をベースにしたもの、数値地形情報と言われるDTMを使用したもの、「段状統計面」という仮想立体を利用したものなどがあります。
最初の模式化したものとして、昔からよく使われていたブロック・ダイヤグラムやアメリカでライス・マップと呼ばれるものがこれにあたります。