地図ほど日常生活に深く関わっているものは少ないかもしれません。初めて行く場所であれば、昔であれば事前に行く先の相手に電話でもして確認するでしょうし、現代ではパソコンやスマートフォンなどを使って調べたり、公共機関や病院、大きなお店などであればホームページに簡単なアクセスマップが掲載されているのでプリントアウトして持っていく事もあるでしょう。これほど親しまれている必需品ともいえる地図ですが、改めて「地図とは」と聞かれて即答できる人は少ないのではないでしょうか。実際地面にはかかれていない、国境や行政区画といった境界線を盛り込むことで、ある地点がどこに属しているかなどの情報も得ることができる、まさに情報の宝庫と言ってもいいかもしれません。